マット加工とは
作品を額縁に入れる前に、まずマットボード(マット紙)に作品を固定させる場合があります。
マットボードの必要性は、額縁に入れた時に、ガラス面との適度な隙間を保ち、密着させないという作品保護と、マットカッティングデザインによる、絵や作品をよりイメージアップさせる装飾的効果を楽しむためです。
当店では、マットボードとマットカッティングデザインを含めてマット加工と呼んでいます。
使用するマットボードは、不純物を含まない100パーセント無酸性で、紙の劣化(黄ばみ、退色、色移り)を防ぎます。そして、常に中性に保たれているので、永続的な作品の保護・保存に適しています。
色は、白,黒,茶,クリーム系のベーシックカラーをはじめ、パステルカラーなど、カラーバリエーション豊富に取り揃えています。表面紙は、浮彫り,布地,パール調,スウェード調などがあります。
また、マットボードのみの販売もしています。
当店では長年、マット加工の技術とデザインを追究し、幅広いクリエイティブな額装経験の実績を積み重ね、お客様に十分ご満足いただけるよう最適なサービスをご提案しています。
Flow マット加工の手順
STEP 01
作品の用意
風景絵柄のシートを使って、マット加工をし、額装していきます。
作品:エリック・ホルク「WHARF COTTAGES」
STEP 02
マットの選択
マットカラーは、ブルーサンドのダブルマットをやってみます。
STEP 03
採寸測定
マット窓抜き寸法(絵柄部分のタテ・ヨコサイズ)を測り、マット幅を決めます。
これより、マットの外寸法が決まります。
STEP 04
パソコン入力
窓抜き寸法と外寸、コーナーデザインを選択し、
マットボードカッティングマシーン専用のパソコンに、カットするサイズを入力していきます。
STEP 05
カッティング
マットボードカッティングマシーンにより、先ほど入力したサイズにカッティングしていきます。
あっという間に、2枚切れました。これが窓抜きした状態です。
STEP 06
貼り合わせ
作品には直接接着せずに四隅にポケットを取り付けて固定する方法。
または、無酸性の専用テープでマットの裏面から作品を貼り合わせ固定する方法。
(上記以外にも、状況に応じた作品固定をお選び頂けます。)
STEP 07
完成
オシャレな彫刻のある艶消しゴールドの額縁にセットして、出来上がりです。
Point マットの効力
マット加工オーダー
マット加工オーダー承ります。ご希望の方は、【マット加工 オーダーシート】をご利用ください。
マット加工オーダーシートに、必要事項をご記入の上、
メール、またはFAX、または郵便にてお送りください。
ご注文内容を確認後、担当者より、見積り・納期等、ご連絡させて頂きます。
- 連絡方法 ○メール ○FAX ○TEL
※希望する連絡方法いずかに、チェックをお入れください。